出版物のご案内

~バイオメカニズム・ライブラリー発刊の趣旨~

 バイオメカニズムとは,人間を含む生物の形態・運動・情報および機能との関係を,工学や医学・生物学などのさまざまな方法論で解析し,その応用を図る学問分野です.同様の研究領域を持つバイオメカニクスと対比させれば,単なる力学解析ではなく,生物が本質的に内在している「機構」がキーワードになっているといえます.このこだわりが,その後,ロボット工学やリハビリテーション工学に大きく発展することになりました.

 バイオメカニズム学会の創立は1966年で,この種の境界領域を扱う学会としてはもっとも古く,隔年で出版される「バイオメカニズム」は,この分野を先導するとともに,その時々の興味と学問水準を表す貴重な資料にもなっています.

 バイオメカニズム・ライブラリーは多岐にわたるバイオメカニズムの方法論や応用例をわかりやすく解説し,これまでに蓄積されたさまざまな成果を社会に還元してさらに新たな挑戦者を養成するために企画されました.これからの高齢化社会で必要とされる身近な介護一つをとっても,バイオメカニズムの方法が負担の軽減や新たな商品開発に多くの示唆をもたらします.生物の仕組みを学ぶこのライブラリーが,これからの社会に求められるより柔軟な発想の源泉になれば幸いです.


ご購入は東京電機大学出版局までお問合せ願います.
〒101-8457 東京都千代田区神田錦町2-2
TEL: 03-5280-3433
URL: http://www.tdupress.jp

生体のふるえと振動知覚 メカニカルバイブレーションの機能評価
坂本 和義・清水 豊・水戸 和幸・高野倉 雅人 共著
(2009年5月30日発行)
定価(税込)
3,360円
生理的振せんを中心に,機械的振動や外部刺激による触覚について解説.

生体機能工学
松丸 隆文 著
(2008年10月30日発行)
定価(税込)
2,835円
工学系の技術者・研究者・学習者に必要とされる生体機能について,全体像が分かるようい平易に解説.

人体を測る-寸法・形状・運動-
持丸 正明・河内 まき子 共著
(2006年11月30日発行)
定価(税込)
2,625円
人体の寸法・形状・運動計測についての手法や原理の紹介とともに,適切な計測を行うための諸注意やノウハウを具体的に解説.

表面筋電図
木塚 朝博・増田 正・木竜 徹・佐渡山 亜兵 共著
(2006年3月10日発行)
定価(税込)
2,625円
筋の活動状態を知る方法として筋電図があり,動作解析で主に用いられるのは皮膚上に電極を貼り付ける「表面筋電図」である.適切な筋電図測定法の基礎から,さまざまなノウハウまでをまとめた,筋電図測定に携わる研究者とって有用な一冊.

看護作業のエビデンス
小川 鑛一・鈴木 玲子・大久保 祐子・国澤 尚子・小長合 百絵 共著
(2003年1月30日発行)
定価(税込)
2,625円
経験則に頼る医療から脱却し,著者らが約10年にわたり実験・研究してきたボディメカニクスを意識した看護・介助動作について,有効性や活用事例をまとめた一冊.

人と物の動きの計測技術 ひずみゲージとその応用
小川 鑛一 著
(2002年12月10日発行)
定価(税込)
2,625円
ひずみゲージの原理や使い方を平易に解説.看護・介助師の動作研究をもとにした人間工学への応用事例や手法も詳解.

生体情報工学
赤澤 堅造 著
(2001年4月30日発行)
定価(税込)
2,625円
生体情報のセンシング・処理・制御を対象とする生体情報工学の入門書.生体機能の知識と工学との関連を平易に解説.

入会案内 論文投稿
◆◇リンク link◇◆
手の百科事典・バイオメカニズム学会編

J-STAGE・バイオメカニズム学会誌 J-STAGEバイオメカニズム学会誌
J-STAGE・バイオメカニズム J-STAGEバイオメカニズム