第39回バイオメカニズム学術講演会は2018年11月10(土)〜11(日)2日間の日程で、筑波大学・筑波キャンパス(茨城県つくば市天王台1-1-1)を会場に開催されます。
本大会のテーマは「トップアスリートの突き抜けた世界」といたしました。平均と標準偏差では評価することが困難な世界がトップアスリートにはあります。その一方で、近年のトップスポーツの世界は、科学的な知見が不可欠になってきています。選手が持つ能力を最大限に引き出すためにスポーツ用具工学との融合が進み、スポーツ競技用の義足を使用した走幅跳選手が健常人の記録を超えることもあります。また車椅子マラソンの世界記録は、健常者のマラソンの世界記録を大きく上回っているのも事実です。
バイオメカニズム学会には、「異分野融合」というキーワードがあります。トップアスリートは「N=1」の世界ですが、その裏には様々な分野が入り交じり、相互補完し、さらに融合した世界です。第39回バイオメカニズム学術講演会では、異分野融合の具体例としてトップアスリートの世界を取り上げることにしました。学会員の皆様、またこの分野の研究開発にご関心のある方、ぜひご参加ください。研究学園都市つくばでお待ちしています。
第39回バイオメカニズム学術講演会
実行委員長:藤井範久(筑波大学体育系)